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忍者の世界

最終更新日 2020年01月04日

展示期間 : 11月から12月

展示場所 : 本館児童展示


展示ポスター
「忍者」は作り話でなく、本当に存在していたことを知っていますか?古くは、6世紀ごろに聖徳太子に「志能便(しのび)」として仕えた人がいたといわれています。忍者は、敵の城に忍び込んで情報を集めたり、嘘のうわさを流して敵を混乱させたり、特別な武器や技を使いながら秘密の活動を行っていました。
「忍術」「忍法」というと、素早く手裏剣を投げたり、水の上を歩いたり、煙とともにドロンと消えたり、まるで魔法使いのようなイメージを持たれることもありますが、忍者は不思議な力を備えた人たちではありません。厳しい訓練に耐え、様々な知恵や工夫を組み合わせることで人並外れた活動ができるようになったのです。
忍者の活動は秘密だったため、わからない謎の部分もたくさん残っています。そうした中でも、現在も忍者をテーマにした作品が登場し、人々の心をつかんでいます。また、忍者は「NINJA」として海外でも伝わる言葉で、わざわざ日本へ忍者修行に訪れる人もいます。
忍者の姿や活動を知るための本や、忍者が活躍する本を紹介します。

展示関連情報

忍者について知る

『なるほど忍者大図鑑』

ヒサクニヒコ/絵・文 国土社
忍者の変装術や尾行術を始めとする様々な術、忍者の普段の生活など、忍者の秘密をイラストで詳しく紹介している図鑑です。

『忍者大図鑑 人物・忍具・忍術』

山田雄司/監修 グラフィオ/編 金の星社
忍者の仕事や使っていた道具、修行の様子などを写真で紹介しています。

『忍者修行マニュアル』

山田雄司/監修 実業之日本社
忍者が「水ぐもの術」を使ったら、本当に水の上を沈まずに進めるの?「分身の術」って本当に分身を作ることができるの?等々、忍術や忍者の生活にまつわる事柄をイラストで解説しています。

『ビジュアル忍者図鑑』(全3巻)

黒井宏光/監修 ベースボール・マガジン社
写真とイラストが主となった全3巻のシリーズで、それぞれ「忍者の仕事」「忍者のくらし」「忍者の修行」について書かれています。

『忍者完全攻略本 忍者の秘密がいっぱい!』

黒井宏光/著 スタジオタッククリエイティブ
甲賀流伴党21代目宗家に弟子入りして忍術を学んだ経験がある著者が、写真やイラストを交えて忍者の様々な秘密について解説しています。

『忍者の大常識』

黒井宏光/監修 栗田芽生/文 グループ・コロンブス/文 ポプラ社
忍者が使った道具や活躍した時代について紹介するほか、忍者流の走り方や忍者が使った文字、現代に生きる忍者へのインタビューなども載っています。巻末には忍者達人度を確認する問題もあります。

『忍者図鑑』

黒井宏光/著 長谷川義史/絵 ブロンズ新社
忍術の中には、今を生きる私たちの生活に活かせるものもあります。大切な情報を忘れないようにする記憶法や健康を保つ方法など、忍者の知恵がたくさん載っています。

『忍者の大研究 秘密をさぐろう!』

黒井宏光/監修 PHP研究所
忍者が使う道具の中でも有名なものの1つが手裏剣です。しかし、鉄でできた手裏剣は重いので、実際にはたくさん持ち歩くことはできなかったと言われています。手裏剣の代わりに五寸釘を使ったり、くのいちはかんざしを武器として使ったりもしました。道具だけでなく、忍者の仕事や生活の知恵などとあわせて、忍者の秘密に迫ります。

『秘密の忍者&忍術事典 忍者51+忍術86忍具73』

ながたみかこ/著 黒井宏光/監修 なかさこかずひこ!/絵 大泉書店
1章では有名な51人の忍者、2章では「変装術」「情報収集術」などの忍術と道具、3章では忍者の修行方法を紹介しています。

『「忍たま乱太郎」に学ぶ忍者の教科書』

菊地馨/著 データハウス
『落第忍者乱太郎』シリーズのことを紹介しながら、併せて実際の忍者についても書かれています。忍者が使っていた「護符」というお守りの中から、「災い(トラブル)を防ぐ護符」と「仲直り、縁結び、縁切りの護符」の作り方と使い方も載っています。

『乱太郎の忍者の世界』

尼子騒兵衛/文・絵 朝日新聞社

『サイエンスコナン忍者の不思議』

青山剛昌/原作 川村康文/監修 田端広英/構成 小学館

『まるごとにんじゃ』

あそび・劇・表現活動センターアフタフ・バーバン/編 草土文化

『ドキドキ!忍者教室』

吉川豊/作・画 理論社

忍者が活躍する物語・絵本

『らくだいにんじゃらんたろう』(シリーズあり)

尼子騒兵衛/作・絵 ポプラ社
忍術学園1年生の乱太郎、きり丸、しんべエは、遠足の目的地とは反対方向に進んでしまいました。迷い込んだ森の中で、この先の幽霊城に「ワルワルどうじ」という悪者が住んでいることを知った3人は、「持つだけで悪いことをしたくなる」という刀を奪いに行くことにします。

『忍たま乱太郎 にんじゅつ学園にゅうがくの段』(シリーズあり)

尼子騒兵衛/原作 田波靖男/文 亜細亜堂/絵 ポプラ社
忍術学園に入学した乱太郎たちは、忍者のたまご、つまり「忍たま」になりました。ところが、乱太郎のいる1年は組では、最初の授業から教室内でばくだんに火を点けた生徒がいて大騒ぎ!
アニメ「忍たま乱太郎」を元に、お話にまとめたシリーズです。

『なん者ひなた丸ねことんの術の巻』(シリーズ全15巻)

斉藤洋/作 大沢幸子/絵 あかね書房
忍者見習いの「なん者」ひなた丸は、お殿様から「隣の国のものすごい忍者を探ってくる」という仕事を任されました。ところが、ひなた丸が使える術は一瞬で三毛猫のぬいぐるみに着替える「ねことんの術」だけ。手裏剣だって、3枚投げても的に当たるのは1枚だけという腕前です。ひなた丸は、無事に任務を終えることができるのでしょうか。
ひなた丸が活躍する「なん者・にん者・ぬん者」シリーズの最初のお話です。

『月夜に見参!』(シリーズ全4巻)

斉藤洋/作 大矢正和/絵 あすなろ書房
将軍に仕える家の末娘である橘北家四郎小桜は、くのいちです。あるときは少女、またあるときは商家に奉公する少年に変装し、江戸の町で暮らしています。小桜が、町で起こる事件を解決すべく奮闘する「くのいち小桜忍法帖」シリーズ第1巻です。

『にんじゃにんじゅろう』

舟崎克彦/作 飯野和好/絵 学研
にんじゅろうは、忍者の家のひとり息子。ある夜、にんじゅろうは忍者学校からの帰り道で、後をつけてくる者がいることに気が付きます。しかも、家に帰っても両親の姿はなく、戸締りもされていませんでした。にんじゅろうは、これは両親が自分の忍術の腕前を試そうとしているに違いない、と考えるのですが…。

『忍者サノスケじいさん 忍法秘伝の書』(シリーズあり)

なすだみのる/作 あべはじめ/絵 ひくまの出版

『ぬればやまのちいさなにんじゃ』

かこさとし/著 復刊ドットコム

『くろずみ小太郎旅日記』(シリーズあり)

飯野和好/作 クレヨンハウス