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お手紙を書いてみよう

最終更新日 2022年10月30日

展示期間 : 09月から10月

展示場所 : 本館児童展示


展示ポスター
1874(明治7)年に万国郵便連合(UPU)という国際機関が発足しました。今では192カ国が加盟しており、世界中どこへでも、安く、便利に郵便を送ることができるようにするなど、郵便の国際協力の発展に貢献しています。
この万国郵便連合(UPU)の発足を記念し、10月9日は「世界郵便の日」、10月6日から12日までの1週間は「国際文通週間」とされています。
今回の展示では、手紙の書き方や作り方が載っている本、手紙が登場する絵本や物語の本、郵便制度に関係する本などを紹介しています。あなたも誰かに手紙を書いてみませんか。

展示関連情報

郵便・手紙の歴史

『知ってる?郵便のおもしろい歴史』

郵政博物館/編著 少年写真新聞社
現在の、だれでも、どこからでも出せる郵便の便利な仕組みができたのは、世界の長い歴史の中ではほんの少し前のことです。通信や郵便がどのように発達してきたのか、その歴史を解説しています。

『拝啓・手紙です』

天野祐吉/文 辻本洋太朗/絵 福音館書店
古代メソポタミアから現代までの郵便と手紙の歴史のほか、手紙の書き方や形式などを紹介しています。

『前島密 郵便で日本の人びとをつなぐ』

鈴木悦子/文 石井勉/画 あかね書房
みなさんは、1円切手を見たことがありますか。1円切手には、「日本近代郵便の父」と呼ばれている前島密の肖像画が使われています。前島密は、江戸時代にあった飛脚に代わるものとして政府による郵便事業の仕組みを整えたほか、「郵便」や「切手」などの名前を決めた人物ともいわれています。前島密の生涯を紹介している伝記の本です。

『日本郵政のひみつ 郵便のはじめて』

工藤ケン/まんが 学研プラス

手紙の書き方・作り方

『手紙を書こう!』(全3巻)

山崎順子/監修 鈴木出版
おばあちゃんから届いた手紙への返事、転校した友だちに送る手紙、お母さんへの感謝の手紙、友だちへのお見舞い状など、いろいろな手紙の書き方、手紙のルールやマナーを紹介します。

『書きかたがわかるはじめての文章レッスン 2』

金田一秀穂/監修 学研教育出版
季節の手紙、お祝いの手紙、おさそいの手紙などの書き方について、実例を挙げて解説しています。

『手紙で気持ちをつたえよう』(全3巻)

白石範孝/監修 ポプラ社

『きちんと伝わる手紙の書きかた』(全3巻)

手紙の書きかた研究会/編 汐文社

『おもしろい!楽しい!うれしい!手紙』(全3巻)

スギヤマカナヨ/著 偕成社
クリアファイルを切って作った金魚ばちのカード、葉っぱに文字を書いた手紙、スイカの形のスイカレター、ひとりひとりのメッセージを貼り合わせると立体の富士山になる富士山レターなど、一風変わった手紙の作り方を紹介しています。

『気持ちを届けよう!世界にひとつの手作り手紙』(全3巻)

寺西恵里子/作 汐文社
絵を描いたり、シールや紙を貼ったりして、世界にひとつの手紙を手作りしてみませんか。コピーして使える実物大の型紙や手紙の例文も載っています。

手紙が登場する絵本・物語

『うさこちゃんのてがみ』

ディック・ブルーナ/ぶん・え まつおかきょうこ/やく 福音館書店
うさこちゃんは、お父さんとお母さんに宛てて長い手紙を書いています。
「きゃんぷは、とてもたのしいです。おもしろいことがたくさんあります。だんすをしたり、げーむをしたりして、おそくまでおきています。」

『おてがみ』

なかがわりえこ/さく なかがわそうや/え 福音館書店
こねこのにおに、たまこちゃんから真っ赤な風船が届きました。風船にはカードが付いていて、「あそびにきてね」と書いてあります。ところが、たまこちゃんのところへ向かう途中、風船はにおの手から抜けて飛んで行ってしまいました。風船は、みけねこ・みーたや、くろねこ・くろすけのところへも飛んでいきます。

『きょうはなんのひ?』

瀬田貞二/作 林明子/絵 福音館書店
ある朝、まみこはお母さんに「きょうは なんのひだか、しってるの?」「しらなきゃ かいだん 三だんめ」と言い残して学校へ行きました。お母さんが階段を見ると、そこには赤いひもを結んだ手紙がありました。手紙には「ケーキのはこをごらんなさい」と書かれています。お母さんがケーキの箱の中を見ると、そこにも手紙が入っていました。

『てがみをください』

やましたはるお/さく むらかみつとむ/え 文研出版
みどり色のかえるが1ぴき、ぼくの家の赤い郵便箱に住み始めました。かえるが自分も手紙がほしいと言うので、ぼくは「じぶんからも てがみを かけば いいのさ。てがみを くださいって。」と教えてあげました。

『ピーターのてがみ』

エズラ=ジャック=キーツ/さく きじまはじめ/やく 偕成社
ピーターは、初めて手紙を書きました。お誕生会にエイミーを招待する、特別な手紙です。ところが、手紙を出しに行く途中、強い風が吹いて手紙が飛ばされてしまいました。

『ゆうびんやさんのホネホネさん』(シリーズあり)

にしむらあつこ/さく・え 福音館書店
ホネホネさんは、ゆうびんやさんです。ギコギコキーッと自転車をこいで、今日も元気に配達です。トリオくん、ニョロコさん、ブタヤマさん、ナマズさんには、それぞれ友だちから旅行へのおさそいの手紙が届きました。

『あかいぼうしのゆうびんやさん』

ルース・エインズワース/さく こうもとさちこ/やく・え 福音館書店

『いろいろおてがみ』

えがしらみちこ/作 小学館

『おてがみであいましょう』

木村いこ/作 木村いこ/画 木村セツ/画 理論社

『ロベルトのてがみ』

マリー・ホール・エッツ/作 こみやゆう/訳 好学社

『あしながおじさん』

ジーン・ウェブスター/作 谷口由美子/訳 岩波書店
孤児院で暮らしていたジュディは、名前を名乗らないある人の援助を受けて大学に入ることになりました。その人は、ジュディの寮費や授業料、お小遣いを支払う代わりに、ひと月に一度、勉強の進み具合や毎日の細かい出来事などを書いた手紙を出すようにといいます。ジュディは、その人を「あしながおじさん」と名付け、せっせと手紙を出し続けました。

『王への手紙』(上・下)

トンケ・ドラフト/作 西村由美/訳 岩波書店
16歳の少年ティウリは、騎士になるための最後の試練の夜に、見知らぬ男から重要な手紙を託されました。執念深いスパイや謎の騎士たちに命をねらわれながらも、山の少年ピアックに助けられ、大山脈のかなたの隣国へ苦難に満ちた旅を続けます。

『ラブ・レター』

あさのあつこ/作 牧野和子/絵 新日本出版社

『コアラゆうびん』

斉藤洋/作 森田みちよ/絵 理論社

『父さんの手紙はぜんぶおぼえた』

タミ・シェム=トヴ/著 母袋夏生/訳 岩波書店