資料を探す

本・雑誌・音楽・映像を探す。情報の調べ方を知る。

YA!Enjoy Your Life!

最終更新日 2017年05月25日

展示期間 : 05月から06月

展示場所 : 本館一般展示


展示ポスター
児童コーナーの本では、ちょっと、ものたりない。大人の本は、どれを選んだらいいかわからない。子どもと大人の中間にいる皆さんのことを図書館の世界では「ヤングアダルト」と呼びます。図書館司書が若い君たちのアタマとココロの中を必死に想像しました。「みんなと一緒」じゃないと不安ですか?「みんなと同じ」で満足していますか?一生懸命に熱くなること、夢を持つこと、大切な何かを守ること、かっこ悪いと笑うような人は、笑わせておけばいい。誰もわかってくれなくても、それでいいじゃない。君はたったひとりの特別な「君」なんだから。それでも…ココロが折れそうなとき、誰かに少しだけ頼りたくなったとき、私たちの作ったブックリストが何かのヒントになればいいなと思っています。ヤングアダルト世代に人気の作品や出会ってほしい名作、進路や恋愛に悩んだときに読んでほしい本を紹介します。

展示関連情報

こころ・遊び

頭のかたーいオトナにならないためには、遊び心を忘れないことがとっても大切です。面白い本を囲んで、みんなでワイワイしてみたら、頭もこころも柔らかくなって、いろんな事がヒラメキそう!

『ポール・スローンのウミガメのスープ』

ポール・スローン/著 エクスナレッジ 2004年
水平思考推理ゲームといわれる思考実験のひとつです。問題によっては、納得できない答えもあるけれど、答えにたどり着くまでの過程がとても楽しい。何人かで集まってぜひチャレンジしてみてください。

『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』

平田オリザ/著 講談社 2012年
友人関係でも部活動でも「コミュニケーション能力が重要だ」って言われるけど、具体的にはどんな能力なんだろう?コミュニケーション能力を鍛える、高めるってどういうこと?これを読めば、人とのつきあい方が変わるかもしれません。

『14歳からの哲学 考えるための教科書』

池田晶子/著 トランスビュー 2003年
「自分とはいったい誰なのか」「人間の心っていったいどこにあって、何なんだろう」考えてみたことはありますか?そろそろ、そういうことをじっくり考えてみましょう。それが哲学の入り口なのです。

『A型自分の説明書』

Jamais Jamais/著 文芸社 2008年
「自分へのご褒美をよく買う。」「ちょっと気を遣ってもらうと100%信頼。」A型のみなさん当たっていますか?もちろん、『B型自分の説明書』『O型自分の説明書』『AB型自分の説明書』も揃ってます。

知識・教養

勉強が大事なのはわかっている。眠いし時間もない。めんどくさいけれど、やらないのは不安だし…。情報や常識、知識が多いほど将来の可能性は広がってくるものです。とりあえず、軽い気持ちで読んでみよう。

『17歳からのドラッカー』

中野明/著 学研パブリッシング 2011年
ドラッカーって経営者とかお金持ちが読む本でしょ?と思ったら大間違いです。読めば読むほど、レベルアップした自分の姿が想像できるから不思議です。今までのモヤモヤを解決してくれるような、心に残る言葉に出会ったら忘れずに覚えておきましょう。それが「座右の銘」です。

『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』

加藤陽子/著 朝日出版社 2009年
歴史は、ただ年号や出来事を暗記するだけではなくて、「なぜ起きたのか」を考える学問なのだと思います。なぜ戦争を選んだのか、「なぜ」の部分を繰り返し読んで考えてください。言葉になっていない、多くの人々の思いが感じ取れるはずです。

『時に海を見よ これからの日本を生きる君に贈る』

渡辺憲司/著 双葉社 2011年
東日本大震災の影響で卒業式が中止となり、ホームページ上で校長先生が卒業生へメッセージを送りました。大学に行く意味ってなんだろう。改めて考えさせられ、奮い立たせられる言葉がちりばめられています。

『外国語をはじめる前に』

黒田龍之助/著 筑摩書房 2012年
上手く発音できない、単語を山ほど覚えなきゃならない、文法はわけがわからない。挫折しそうなのは、あなただけではありません!この本は、「言葉を学ぶこと」の基本を伝授します。外国語に対する愛情や面白さを感じられる1冊です。

教育・学校・進路

自分の進む道を自分で決めるときがやってきます。やりたいことは何か、自分は何に向いているのか、そう簡単に見つかるものではないけれど、悩んで迷って行き詰ったときは、誰かの生き方がヒントになることがあるのです。

『夢をかなえる。思いを実現させるための64のアプローチ』

澤穂希/著 徳間書店 2011年
「苦しくなったら、私の背中を見て」と言って、日本女子サッカーを最前線で引っ張ってきた澤選手が夢をかなえてきたのは「夢をあきらめない」「毎日、夢のレンガを積む」ことを続けてきたからです。

『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』

松岡修造/著 アスコム 2011年
「崖っぷちありがとう!最高だ!」熱い男として有名な松岡修造さんですが、本当は「かなり消極的で弱い人間」なのだそう。そんな彼が、自分を励まそうと生み出した、勢いとパワーにあふれた名言(迷言)の数々。ちょこっと笑えて、元気をもらえる1冊です。

『理系アナ枡太一の生物部な毎日』

枡太一/著 岩波書店 2014年
好きな男性アナウンサーランキング第1位に輝く枡アナウンサーの見事な生物オタクっぷりが綴られています。何かに夢中になって極める人の生き方はすごい。世の中を動かすオタクになろう。

趣味・手芸・料理

洋服のコーディネートや小物などでセンスの光る人って素敵です。高価なものじゃなくても、ちょっとの工夫とアイディアで自分らしいオシャレを楽しめます。料理やデザイン系が苦手な人も、今から練習すれば少しは上手になるかもしれません…。

『ロゼットデザイン帖177』

杉崎めぐみ/著 講談社 2014年
くるみボタンや缶バッチをリボンでぐるっと飾りつけると華やかなロゼットになります。大切な人の誕生祝いや受験のお守り代わりに、世界でひとつだけのロゼットを作って贈ってみませんか?

『作って、積んで、楽しもう!ディズニーツムツム羊毛フェルトマスコット』

佐々木公子/著 ブティック社 2015年
ゲームアプリで人気のディズニーツムツムが羊毛フェルトで作れます。作り方は実物大の写真つきなので、初心者にも簡単です。たくさん作って積み上げたり、お友達とペアで持つのも楽しいかもしれません。

『バルサの食卓』

上橋菜緒子/著 新潮社 2009年
「守り人」ファンにはたまらない1冊です。バルサが食べた料理を身近な材料で再現して味わうことができます。バルサが誰だかわからない人は、『精霊の守り人』を急いで読んでください。

『ホラーめし ハロウィンヴィジュアルレシピブック』

主婦の友社 2015年
ゾンビのオムライス、目玉のエビチリ。きもかわいくてハロウィンにぴったりのレシピが紹介されています。色鮮やかなスイーツは、バレンタインにも使えそうです。

『おバカ弁当』

おバカ弁当認定委員会/編 辰巳出版 2015年
笑えるけど、こんなお弁当を作られたら人前では絶対に開けられない。…いやいや、文句があるなら自分で作りなさい。

『朝ラクラクべんとう 週末つくりおきで簡単!』

枻出版社 2016年
休みの日に準備しておけば、朝10分でお弁当が作れます。男子も女子も女子力アップ!家族の分も作ってあげましょう。

小説

感じやすく、揺れやすい心を持っているヤングアダルト時代には、感動する、泣く、あこがれる、そんな小説をたくさん読んで欲しい。自分の感情が動いた分だけ、人の気持ちもわかるようになる。いつか、言葉や行動で人の心を動かすことができる大人になれると思うよ。

『神様の御用人』

浅葉なつ/著 KADOKAWA 2013年
フリーターの良彦が、ある日手にしたのは「御用帳」。それは、そこに名前が浮き出た神様の御用を聞きに行かなければならないという厄介なものでした。

『植物図鑑』

有川浩/著 角川書店 2009年
こんな素敵な恋がしたい!と叫びたくなる恋愛小説です。仕事もプライベートも超普通のさやかの前に、イケメンが現れ、同居生活が始まります。料理上手で野草に詳しく、一緒に摘んだ野草でおいしい料理を作られたら…好きになるに決まってる。

『RDG レッドデータガール』

荻原規子/著 角川書店 2008年
引っ込み思案の中学生、泉水子は、自分の中に大きな力を持った特別な存在がいることを知らされる。その存在を守るために転校してきた深行と共に鳳城学園に入学することになるが…。学園での異能バトルや泉水子を取り巻く人間関係にドキドキ!の学園ファンタジーです。

『モブ恋』

志村一矢/著 KADOKAWA 2014年
春馬の周りでは、親友を中心としたギャルゲ時空が存在していた。「主人公の男友達ポジション」の春馬はある日、旧校舎裏でクラスメイトの由布子がエア告白しているのを聞いてしまいます。これといった特徴のない、いわゆるモブキャラの由布子は、ヒロインたちを押しのけて恋を成就させることができるのでしょうか。モブキャラだって諦めない、だから自分も諦めない。読んだらそんな気持ちになれるかもしれません。

『星降る夜は社畜を殴れ』

高橋祐一/著 KADOKAWA 2014年
ブラック企業「ワクワクフーズ」に就職したアキトは、毎日残業を強いる社畜たちと戦っています。社畜スキルを駆使して定時退社を阻む社畜たちに、アキトは勝利することができるのでしょうか。バトルに恋愛なんでもありのちょっと変わったお仕事小説です。

『島はぼくらと』

辻村深月/著 講談社 2013年
瀬戸内海に浮かぶ小さな冴島では、様々な目的を持った人々が訪れては去っていきます。そんな人々との交流の中で、自分の進路を見つめ決断していく島の高校生の毎日が眩しい1冊です。

『退出ゲーム』

初野晴/著 角川書店 2008年
幼なじみのチカとハルタは、廃部寸前の弱小吹奏楽部に所属している高校1年生。彼女たちの元には校内の難題が次々と持ち込まれます。2人は謎を解決しながら部員を増やし、普門館への道を切り開いていけるのか。そして、それぞれの恋の行方は…。「ハルタとチカは青春する」略して「ハルチカ」シリーズの第1作目です。

『絶叫委員会 天使的な言葉たちについての考察』

穂村弘/著 筑摩書房 2010年
「でも、さっきそうおっしゃったじゃねぇか!」「こんばんは、やどかりです」アクシデントや感情の高ぶりによって偶然生まれてしまった印象的な言葉たちを取り上げています。

『ソロモンの偽証』

宮部みゆき/著 新潮社 2012年
雪の朝、中学校の裏庭で生徒の遺体が発見されます。事件なのか事故なのか?疑問を持った一部の生徒は捜査を始め、中学生だけの中学生による裁判が始まります。

『ブラッカムの爆撃機』

ロバート・ウェストール/著 岩波書店 2006年
第二次世界大戦下のイギリスには布でできた爆撃機があり、夜の闇にまぎれてドイツの町を破壊していました。乗り込むのは学校を卒業したばかりの若者たちです。本編の前後に、宮崎駿氏の書き下ろし解説マンガが収録されています。

『ウォールフラワー』

スティーブン・チョボスキー/著 集英社 2001年
チャーリーは目立たなくて何事にも消極的。友達からウォールフラワー(壁の花)と呼ばれる彼は、親友のサム、パトリックと新しい世界に踏み出していきます。