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ようこそ音楽の世界へ

最終更新日 2017年05月25日

展示期間 : 09月から10月

展示場所 : 本館児童展示


展示ポスター

秋は芸術を楽しむのにぴったりの季節です。図書館には、音楽について知る本、楽しむための本、世界の音楽、楽器の本や音楽の不思議について知るため の本などがあります。また、読んでいるうちに音楽が聞こえてくるような絵本、お話もたくさんあります。この秋は、いつもとはちょっと違う音楽の世界を楽し んでみませんか。


展示関連情報

音楽で自分を表現してみよう!

『小さなミュージシャンのための音楽ブック』

エイヴァリー・ハート/著 ポール・マンテル/著 滝口峯子/訳 ブロンズ新社
メロディーを口ずさんだり、ダンスしたり、手拍子したり、音符が読めなくても音楽は楽しめちゃう!音楽は、気持ちをウキウキさせてくれるし、夢の世界へも連れて行ってくれる。そんな音楽の持つパワーを、心のまま楽しみ、自分を表現する方法を紹介してくれる本です。

『音楽だいすき』

翠川敬基/文 堀内誠一/絵 福音館書店
音楽の3要素って?それは、メロディー、リズム・テンポ、ハーモニー。世界には、私たちの知らないめずらしい楽器がたくさんあるけれど、楽器は、大きく3つの種類に分けることができます。息を吹き込んで音をだす管楽器。糸をこすったり、はじいたりして音をだす弦楽器。たたいて音をだす打楽器。音楽は、人間だけじゃなくて、木や花などの植物も好きだってことがわかってきました。音楽について、やさしく、たのしいイラスト付きで解説しています。

『きみの楽器はどんな音』

繁下和雄/文 藤枝つう/絵 福音館書店

どんな音楽がすきですか?

『国際理解に役立つ世界の民族音楽』全6巻

こどもくらぶ/編 ポプラ社
世界には、さまざまな音楽が受け継がれています。長い歴史の中で作り上げられてきた音楽を、6つの地域に分け、その地域や国ぐにの文化とともに、ビジュアルに解説しています。音楽を楽しむ心は、どの国の人も共通ですよね。各巻に付いているCDで、民族音楽への理解を深めることができます。

『もし大作曲家と友だちになれたら…』

スティーブン・イッサーリス/著 板倉克子/訳 音楽之友社
ベートーベンって、バッハって、どういう人だったのでしょう?人生で、どんな楽しいことや悲しいことを経験したんでしょう。聞いたことがある名曲も、この本を読み終わった後に改めて聞き直してみると、これまでと違って聞こえてくるかもしれません。

『世界にはばたく日本力 日本の音楽』

こどもくらぶ/編さん ほるぷ出版
世界で活躍している日本人音楽家や芸術家は大勢います。演奏に使われる楽器や音楽を聴くための機器なども、日本でつくられたものが高い評価を受け、世界中で使われています。世界をリードするほどの、日本の音楽家や日本製の楽器、音楽を取り巻く産業など、すごい!もっと知りたいと思えてきます。

音楽の出てくる絵本

『105にんのすてきなしごと』

カーラ・カスキン/作 マーク・シーモント/絵 岩谷時子/訳 すえもりブックス
金曜日の夜、町のあちこちでは105人の人達が、仕事に出かける準備を始めます。まずはきれいに体を洗い、服を着て仕事場のフィルハーモニックホールへと出かけて行きます。指揮者が指揮棒を振り下ろすと、104人のオーケストラのメンバーの奏でる音楽がホールいっぱいに広がります。これは、オーケストラのメンバーの日常を楽しく紹介した絵本です。

『のはらの音楽家マヌエロ』

ドン・フリーマン/作 みはらいずみ/訳 あすなろ書房
音楽の大好きなカマキリのマヌエロは、自分でもきれいな音を出せたらいいなと思っていました。でも、コオロギやキリギリスみたいに羽をふるわせて音を出すことも、カエルのように歌うこともできません。そこで、楽器を作ろうとしましたがどれもうまくいきません。ところが、夢をあきらめかけたその時、「元気をだして」という小さなささやき声が聞こえてきました。声をかけてくれたのは、くものデビーです。デビーは自分を食べないと約束してくれれば、チェロの作り方を教えてくれると言いました。

『ハーモニカめいじんのレンティル』

ロバート・マックロスキー/ぶんとえ まさきるりこ/やく 国土社
レンティルは音楽が大好きな男の子です。ところが、歌を歌うことも口笛を吹くこともできず、恥ずかしくてたまりませんでした。そこでレンティルはおこづかいをためてハーモニカを買い、ハーモニカの名人になろうと決心します。

『おんがくねずみジェラルディン』

レオ=レオニ/作 谷川俊太郎/訳 好学社
ねずみのジェラルディンは、これまでに音楽を聴いたことがありません。ところがあるあさジェラルディンは、これまでに見たこともないほど大きなパルメザンチーズを見つけます。みんなに助けてもらってチーズを自分のかくれがに運んだジェラルディンは、運んでくれたお礼にみんなにチーズを歯で切り出して分けてあげます。ほりだしたチーズの形を見てみると、それはフルートを吹くねずみの姿をしていました。

『うたがみえるきこえるよ』

エリック=カール/作 もりひさし/やく 偕成社
本を開いて、その絵を見ながら耳をすませてみて下さい。絵本の中のバイオリニストが奏でる素敵な音楽が聴こえてきます。さあどんな音楽が聴こえてくるのでしょうか。「はらぺこあおむし」などでおなじみのエリック=カールの絵本です。

『夜の音楽美術館』

須藤ごう/文・絵 福音館書店
音楽美術館は、楽器の出てくる絵を集めた小さな美術館です。案内ロボットのレオと助手のナルドは昼の仕事が終わると、掃除をしながら絵の中の人たちに話しかけていきます。

『だくちるだくちる‐はじめてのうた‐』

阪田寛夫/文 長新太/絵 福音館書店
ずーっと昔、人間が生まれるずーっと前に、イグアノドンがいました。イグアノドンは1人で寂しく暮らしていました。ところがある日、小さな恐竜プテロダクチルスがやって来て「だくちるだくちる」と鳴きました。それは世界で初めての歌でした。友だちを見つけたイグアノドンは、もう寂しくありません。

『エミリー』

マイケル・ビダード/ぶん バーバラ・クーニー/え 掛川恭子/やく ほるぷ出版

『ドオン』

山下洋輔/文 長新太/絵 福音館書店

『ふしぎなたいこ』

石井桃子/ぶん 清水崑/え 岩波書店

『ちいさなたいこ』

松岡享子/さく 秋野不矩/え 福音館書店

『おーちゃんのおーけすとら』

ディック・ブルーナ/ぶん・え 松岡享子/やく 福音館書店

『ばしん!ばん!どかん!』

ピーター・スピア/ぶん・え わたなべしげお/やく 童話館出版

『よろこびの木』

アストリッド・リンドグレーン/文 スヴェン・オットー・S/絵 石井登志子/訳 徳間書店

『オペラハウスのなかまたち』

リディア・フリーマン/作 ドン・フリーマン/作 やましたはるお/訳 BL出版

『竜の子ラッキーと音楽師』

ローズマリ・サトクリフ/文 エマ・チチェスター=クラーク/絵 猪熊葉子/訳 岩波書店

音楽が出てくるお話

『ぼく、デイヴィット』

エリナー・ポーター/作 中村妙子/訳 岩波書店
デイヴィットは山の中でお父さんと2人きりで暮らしていました。ところがある日、大好きなお父さんを失い、ひとりぼっちになり、農家のホリー夫妻に引き取られます。デイヴィットは自分の名字さえ知りません。お父さんから教わったのは、美しい世界や自然、感情、感動をヴァイオリンで表現することだけでした。村の生活になじめずにいたデイヴィットですが、ヴァイオリンを通して少しずつ村人たちの心を開き、いつしか周りの人々にとってかけがえのない存在になっていきました。

『バレエものがたり』

アデル・ジェラス/作 神戸万知/訳 岩波書店
バレエでおなじみの「白鳥の湖」や「くるみ割人形」、「眠れる森の美女」などのお話を集めた物語集です。バレエの音楽を聴きながら読めば、いつもとは一味違った読書の時間を過ごせるかもしれません。

『ふたつめのほんと』

パトリシア・マクラクラン/作 夏目道子/訳 福武書店
小説家の母を持つ11歳の女の子ミナーは、室内楽教室でチェロを習っています。ある日、音楽教室の先生がコンクールに出ると言い出しますが、ミナーはなかなかいい音が出せず悩んでいました。コンクールが近づきますが、教室の仲間との演奏もなかなかうまく行きません。家事もできず人の話も聞いてくれないお母さん、音楽教室の友達や周りの大人と触れ合う中で、悩みながらも成長していく1人の女の子の物語です。

『セロひきのゴーシュ』

宮沢賢治/作 茂田井武/画 福音館書店
ゴーシュは金星音楽団という小さな楽団でセロを弾いています。でも、楽団員の中でも一番下手なので、いつも楽長に怒られてばかりいました。ゴーシュが家に帰ってセロの練習をしていると、毎日ちがう動物たちがたずねて来ては、いろんな曲をゴーシュにリクエストします。すると、知らず知らずのうちにゴーシュのセロの弾き方が変わっていったのです。

『ムギと王さま』

エリナー・ファージョン/作 石井桃子/訳 岩波書店
イギリスの作家ファージョンの楽しいお話がたくさん詰まった短編集です。その中の「ねんねこはおどる」というお話は、グリゼルダという女の子の家に代々伝わる子守歌が幸せをもたらしてくれる素敵なお話です。

『アーモンド入りチョコレートのワルツ』

森絵都/作 いせひでこ/絵 講談社

『ふしぎなオルガン』

リヒャルト・レアンダー/作 国松孝二/訳 岩波書店

『兵士のハーモニカ』

ジャンニ・ロダーリ/作 関口英子/訳 岩波書店

『ふしぎなバイオリン』

クェンティン・ブレイク/文・絵 谷川俊太郎/訳 岩波書店