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みんなのなやみ 友だちのこと、いじめのこと、かけがえのない自分

最終更新日 2013年02月01日

展示期間 : 11月から12月

展示場所 : 本館児童展示



展示ポスター
「ともだちって、きっときみのようなひとのことだね。」と、コールテンくんはいいました。「ぼく、ずっとまえから、ともだちがほしいなあって、おもってたんだ。」
‐『くまのコールテンくん』ドン=フリーマン/作 偕成社 より‐

友だちがほしいですか?
友だちってどんな人のことでしょう?
友だちって、楽しかったり、けんかしたり、いろいろあるよね。

いじめのことでなやんでいますか?
いじめられている人も、いじめている人も。
いじめってなんでしょう?どうすればいいのかな?

自分のこと、好きですか?
自分のこと、ちゃんとわかってるかな?
自分のこと、大切に思ってる?

友だちやいじめについてかんがえるヒントになる本をしょうかいします。



展示関連情報

『みんなのなやみ』

重松清/著 理論社 2004年 イースト・プレス 2011年
人間は誰だって、いつだって、なやんでしまう。でも、それでいいのです。なやみとの付き合い方をいっしょに考えよう。「こんなことになやんでいる自分」になやんでしまうのは、やめよう。そんな思いを込めて、作家の重松清さんが、十代のみんなから寄せられた質問に向き合います。

『そんな友だちなら、いなくたっていいじゃないか!』(斎藤孝の「ガツンと一発」シリーズ第3巻)

斎藤孝/著 PHP研究所 2004年
友だちや友情について、斎藤孝先生がガツンと語ります。つるむだけの関係と友だちとはちがいます。本気でぶつかり合ったり、互いに信頼できるのがほんとうの友だちなのです。ひとりになることをこわがらず、ナカタやイチローのような、ひとりで立って歩いていける人になるよう自分を磨いてください。そうすれば、お互いに成長していける関係をもてる相手が必ず現れます。

『仲間はずれなんて気にしない』(トレボー・ロメインこころの救急箱6)

トレボー・ロメイン/著・イラスト 大月書店 2002年
なかよしグループって、いったいなに?親しい人が集まった少人数のグループだけど、仲間はずれがとくいわざで、自分たちはえらいと思ってるらしいよ。なかよしグループにはどうかかわればいいのか、それから、ともだちのつくり方についても書いてあるよ。

『友だち幻想 人と人の<つながり>を考える』(ちくまプリマー新書079)

菅野仁/著 筑摩書房 2008年
友だちはとても大切だけれど、友だちをめぐるいろいろな悩みや問題を抱えた人も多いようです。この本は「人と人とのつながり」の常識を根本から見直して、現代社会に求められている「親しさ」とはどのようなものかを考えます。

『悩みが解決する友だちづきあいのコツ』

宮田雄吾/著 学研 2009年
友だちづきあいをどうするかは、むずかしい問題です。ともだちトラブル解決テクニックや恋と友情のお悩み対策からいじめのことまで、精神科医の宮田先生が、友達づきあいに悩むあなたにアドバイスしてくれます。

『子どもに必要なソーシャルスキルのルールBEST99』

スーザン・ダイアモンド/著 黎明書房 2012年
社会生活をうまく送れない子どもたちのために作られた、実生活に直接当てはまるルールを紹介します。どうやって友だちを作ったり、友だちと仲よくしたりすればいいか、からかわれたとき、仲間に入れてもらえないとき、いじめられたとき、まちがった行動をしたとき、会話の仕方がわからないとき、どうすればいいのか、全ての子供に必要な99のルールが載っています。

『いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ』

朝日新聞出版 2012年
朝日新聞に連載された、いじめについてメッセージ。学者や作家からスポーツ選手、タレントなどさまざまな立場の63人が自分の経験を通して語りかけます。真剣に「いじめ」を考えてほしい。ひとりで悩んでいるきみには、もっともっと生きていてほしい、という思いが伝わってきます。

『自分をまもる本 いじめ、もうがまんしない』

ローズマリー・ストーンズ/著 晶文社 1995年
いじめられて一人で苦しんでいる子どもたちへ、生きのびるための方法を教えてくれる本。いろいろないじめの体験の実例をもとに、ゆっくりと心をいやす方法や、自分をまもるかしこい方法を、いっしょに考えます。親や先生にもおすすめします。

『いじめなんてへっちゃらさ』(トレボー・ロメインこころの救急箱1)

トレボー・ロメイン/著・イラスト 大月書店 2002年
どうしていじめっこはいじめにはしるのか、また、いじめにあったときどうすればいいのか、についてわかりやすく説明してくれます。そして、いじめに対する抵抗力をつけることや、いじめっ子にいじめをやめさせるための方法、危険な場合の助けのもとめかたなどが、いっぱいもりこまれています。

『いじめと戦おう!』

玉聞伸啓/著 小学館 2011年
いじめられているあなたは少しも悪くありません、いじめるほうが100パーセント悪いのです。ホームページ「いじめと戦おう!」の管理人が、いじめに負けない方法や、どんないじめにも効く、いじめと戦う具体的な方法を教えてくれます。

『わたしのいもうと』

松谷みよ子/文 味戸ケイコ/絵 偕成社 1987年
わたしのいもうとの話を聞いてください。転校した学校でひどいいじめにあい、いもうとは学校へ行かなくなりました。へやにとじこもり、だれにも心を閉ざして、ある日ひっそりと死んだ、わたしのいもうと。やわらかな筆に怒りと悲しみがこめられている絵本です。

『名前をうばわれたなかまたち』

タシエス/作 さ・え・ら書房 2011年
ボクはガリ勉と呼ばれている。勉強をするから。ボクは弱虫と呼ばれている。やりかえさないから。ボクの学校は牢獄、毎日毎日が地獄。ジャーナリストで画家でもあるタシエスが、いじめの解決に役立つことを願って描いた絵本です。