資料を探す

本・雑誌・音楽・映像を探す。情報の調べ方を知る。

ホーム
展示・イベント
世界天文年2009

世界天文年2009

最終更新日 2012年10月30日
| Share

展示期間 : 7月から8月

展示場所 : 本館エントランス

展示場面の写真
今年(2009年)は「世界天文年」です。
1609年、イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが天体望遠鏡で初めて天体観測をしてから、今年で400年になります。
この400年の間に、人類はたくさんの星を発見し、宇宙の始まりと果てについて考え、人工衛星を飛ばし、月にも降り立ちました。
宇宙旅行はまだちょっと難しいけれど、本と望遠鏡を持って、星空に思いをはせてみませんか?

展示関連情報

ガリレオ

『ガリレオ』

ジャン=ピエール・モーリ /著 創元社 2008年
豊富な図版を用いて、ガリレオの功績を紹介しています。

『ローマのガリレオ』

W・シーア /著 大月書店 2005年
1633年、異端審問所は「地球が動くと教えた」罪で、ガリレオに有罪判決を下しました。この本は数年に及んだガリレオ裁判の経緯を紹介したものです。

『ガリレオがひらいた宇宙のとびら』

渡部潤一 /著 旬報社 2008年
ガリレオが生まれる前、生きた時代、死後、それぞれの宇宙観と天体研究について紹介された本です。

ガリレオの著作

『偽金鑑識官』

ガリレオ /著 中央公論新社 2009年
学者たちに対し、ガリレオが論争を挑んだ著作です。ガリレオの思考過程や、討論の論旨展開が楽しめる一冊です。

『星界の報告』

ガリレオ・ガリレイ /著 岩波書店 1978年
「二日、星はつぎの順序にみえた。 E  *  O *   *W」 といった独自のスタイルで書かれた報告書です。

『天文対話 上下』

ガリレオ・ガリレイ /著 岩波書店 1979年
1932年に刊行されたこの本は、わずか6ヶ月で発売禁止となり、9月にはガリレオ自身が異端審問所に召喚されることになり、審問の結果、この本は禁書目録に入れられました。

『静力学について』

ガリレオ・ガリレイ /著 鹿島出版会 2007年
テコの原理と天秤の釣り合いについて、対話方式で論じた材料力学の本です。

天文学

『拡がる宇宙地図』

矢野太平 /著 技術評論社 2008年
地面は平らなのか? 太陽は動いているのか? 昔の人々は宇宙をどのように考えてきたのでしょうか。古代ギリシャから現代まで、人々の考えた宇宙の構造について紹介した本です。

『天文学入門』

中嶋浩一 /著 丸善 2009年
星の研究はどのように進めてゆくものか。この本では、研究の基本や手法を説明しています。

『天体の位置と運動』

日本評論社 2009年
天文学の基礎となる公式や定数について、まとめてあります。

『天文学躍進の400年』

ニュートンプレス 2009年
天文学のさまざまな発見を紹介した本です。日本における天文学の発展についても触れられています。

『天文学の歴史』

ヘザー・クーパー ナイジェル・ヘンベスト /著 東洋書林 2008年
古代の石造遺跡から、巨大な天体望遠鏡まで、豊富なカラー図版でイメージを膨らませつつ、天文学の発展について知ることのできる本です。

『見えない宇宙』

ダン・フーパー /著 日経BP社 2008年
星を見なくても、宇宙の研究はできる? むしろ、目に見えないものこそ、宇宙の謎を解く鍵になるのかも? この本では、理論天文学の楽しみを教えてくれます。

『日本の天文学の百年』

恒星社厚生閣 2008年
この100年の間に、日本で行われた研究や、日本天文学会をめぐる動きを紹介しています。

『未解決の天文学』

ニュートン・プレス 2008年
天文学の最前線で議論されている宇宙の謎について紹介した本です。まだまだ、宇宙には謎がいっぱいです。

天文学者たち

『江戸の天文学者星空を翔ける』

中村士 /著 技術評論社 2008年
江戸時代の天体観測器具や記録を紹介しつつ、当時の天文学を担っていた人々を紹介します。

『望遠鏡以前の天文学』

クリストファー・ウォーカー /著 恒星社厚生閣 2008年
今年はガリレオが望遠鏡で天体観測を始めて400年。それ以前にも世界各地で天体観測は盛んに行われていました。古代の人は、どのようにして星の研究をしていたのでしょうか?

『天文学者はロマンティストか?』

縣英彦 /著 日本放送出版協会 2007年
有名な天文学者を紹介しつつ、天文学と私たちの生活のかかわりについて紹介した本です。

それぞれの星

『日本星名辞典』

野尻抱影 /著 東京堂出版 1973年
星や彗星を昔の日本ではどう呼んでいたかがわかる本です。地域による違いや言い伝えなども紹介されています。

『君も新しい星を見つけてみないか』

山岡均 /著 実業之日本社 2006年
宇宙では、今日も新しい星が誕生しています。新星を見つけて、その名づけ親になってみませんか。 この本では、天体観測の基本から、新星を見つけたときの手続きまで、紹介されています。

『星たちのダンス』

ジョン・マルティノー /著 ランダムハウス講談社 2005年
太陽系を構成する惑星同士の距離や、軌道を調べてみると、美しい数字や図形が現われてきました。 宇宙の神秘を感じさせる本です。

南半球の星々

『星空散歩ができる本 南半球版』

Milton D.Heifetz /著 恒星社厚生閣 2002年
私たちの暮らしている北半球からは見えず、馴染みのない南半球の星座を紹介した本です。星座の見つけ方や伝説などが、わかりやすく載っています。 北半球版もありますので、あわせてどうぞ。

世界天文年2009ホームページ

世界天文年2009ホームページ別ウインドウで表示する

インターネットでも、いろいろな活動が紹介されているようです。この機会に、皆さんで楽しんでみてはいかがでしょうか。